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台風の傾向
年間平均3個が上陸し深刻な被害を与えている
台風は、北西太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速がおよそ毎秒17メートル以上のものを指します。1年間に平均して約25個発生し、そのうち約12個が日本に接近、約3個ほどが上陸(※)しています。
※「上陸」は、台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸に達した場合を指します。出典 気象庁:
台風の発生、接近、上陸、経路
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毎年7月から10月が最も多い
特に7月~10月にかけて接近・上陸する数が多くなる傾向があります。台風の暴風や大雨は、風災や水災、土砂災害といった深刻な被害を与えます。
出典 気象庁:
台風の発生、接近、上陸、経路
最近の台風は何故被害が大きい?
気温が上昇し海水温の上昇で台風は活発化&速度が遅くなる傾向がある
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IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によると、地球温暖化による気温の上昇により、過去100年で19㎝も海面水位が上昇し、近年その上昇傾向が加速しているといわれています。
日本でも、平均気温が1898年の統計開始以降、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり1.24℃の割合で上昇しています。特に1990年代以降、高温となる年が頻出しており、農作物の不作や熱中症患者の増加などにも影響が出ています。出典 全国地球温暖化
IPCC第5次評価報告書特設ページ
防止活動推進センター:出典 気象庁:
日本の平均気温
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海水温が高いと多くの水蒸気が上空へ
熱帯から亜熱帯海域の暖かい海上(海面水温が26.5℃以上)で、台風は発生し、台風の眼の壁雲は上昇流が強く、台風中心へ向けて運ばれた水蒸気の多くは、ここで上空へ運ばれることとなります。
海面水温が高いほど大気中に含まれる水蒸気の量は多くなり、より多くの水蒸気が上空へ運ばれるため、台風の勢力はより強くなると考えられています。出典 気象庁:
台風と海水温の関係
年々増加する台風による被害
台風による風害による被害の事例
平均⾵速15〜20m/sの⾵が吹くと、歩⾏者が転倒したり、⾼速道路での⾞の運転に⽀障が出始め、 更に強くなると建物の損壊、農作物の被害、交通障害など社会に甚⼤な被害をもたらします。 また、⾵で⾶ばされてきたもので電線が切れて停電したり、最⼤⾵速が40m/sを超えると電柱が倒れたりすることがあります。 さらに、台⾵の周辺では、暖かい空気が流れ込み⼤気の状態が不安定となり、活発な積乱雲が発⽣して⻯巻等の激しい突⾵を伴うこともあります。
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平成16年の台⾵第18号
平成16年9⽉7⽇午前に⻑崎県に上陸した台⾵は、九州北部を縦断した後に加速しながら⽇本海を北東に進み、 暴⾵域を伴ったまま8⽇朝には北海道の⻄海上を北上しました。 この台⾵により、全国的に20m/s以上の⾮常に強い⾵が吹き、北海道では半数を超える気象官署で最⼤瞬間⾵速の極値を更新しました。
この台⾵による被害は、 ⻄⽇本、北海道を中⼼に死者・⾏⽅不明者46⼈、負傷者1,399⼈、住家の損壊64,993棟、住家の浸⽔21,086棟に達しました。
出典 気象庁:
災害をもたらした気象事例(台風第18号)
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平成19年の台⾵第4号
(沖縄県那覇市)平成19年台⾵第4号は、7⽉13⽇昼前から昼過ぎにかけて、⾮常に強い勢⼒で沖縄本島にかなり接近し、⻄海上を通過しました。
この台⾵の影響で沖縄本島地⽅では⾵速25m/s以上の暴⾵域に⼊り、那覇市では 最⼤⾵速33.1m/s、最⼤瞬間⾵速56.3m/sを観測 しました。
死者の多くは強⾵によるもので、台⾵の接近中に屋根に上っていて⾶ばされて転落したり、⾶んできた⽡が当たったりするなど屋外での作業中に被害に遭う⽅が続出しました。
もっと早く台⾵に対する備えを完了し、
強⾵時には屋外へ出ないでいれば被害に遭わなかったかもしれない
と悔やまれます。
出典 気象庁:
暴風による災害
台⾵による
暴⾵や
⾶来物が
窓やガレージを破壊すると
⼤きな被害
に繋がります。
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出典 気象庁:
風の強さと吹き方
今すぐできる強風や豪雨の対策は?
台⾵や⼤⾬は、毎年⼤きな災害をもたらします。警報などの防災気象情報を利⽤して、被害を未然に防いだり、軽減することが可能です。災害への備えをもう⼀度確認しましょう。
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窓や⾬⼾はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強する。
側溝や排⽔⼝は掃除して⽔はけを良くしておく。
⾵で⾶ばされそうな物は⾶ばないよう固定したり、家の中へ格納する。
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シャッターや⾬⼾があれば、最後まで閉め、シャッターや⾬⼾が無ければ⾶散防⽌フィルムを窓ガラスに貼る。
断⽔に備えて飲料⽔を確保するほか、浴槽に⽔を張るなどして⽣活⽤⽔を確保する。
⾮常⽤品の確認。(懐中電灯、携帯⽤ラジオ、乾電池、救急薬品、⾐類、⾮常⽤⾷品、携帯ボンベ式コンロ、貴重品など)
「暴風」「飛来物」から家の窓を守ろう!
暴⾵対策や⾶来物対策には、窓に耐風圧性能を備えた窓シャッターを付ける事で被害を最⼩化に抑えることが出来ます。
耐風圧性能を備えた窓シャッターは「強⾵」による⾵圧や「⾶来物」によるガラスの⾶散を防ぐことが出来る優れたシャッターです。
窓シャッターは取り付けが可能な場所と、取り付けることが難しい場所があります。
お家のどの窓に窓シャッターを取り付けることが出来るのかを確認しておきましょう。
「暴風」「飛来物」からクルマを守ろう!
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強風・飛来物対策に最適なガレージシャッター
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台風などの強風発生しても強風対策の
シャッターなら飛来物などの対策もバッチ
リ!安心して過ごせます。 -
防風だけではなく、防犯、防炎はもちろん、
車載自動開閉やスマホでの状態確認、操作
が可能なタイプもご用意しています。
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既存のシャッターに設置するだけで強風をガード
風のメカニズムを考慮した「シャッターガード」は、シャッターを直撃する風圧を様々な角度から分析。押される、引っ張られるといったふたつのパワーを跳ね返して庫内を守ります。
※窓用シャッターには設置できません。
※電動シャッターに設置する際は、開閉時に必ず外してお使いください。
施工までの流れ
各種シャッターのご購入の際は、一度現地にて担当者がサイズ・設置条件を確認する必要があります。
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現地調査依頼
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・本ページより 現地調査依頼を申し込みます。
(本製品は一度設置場所を確認し、調査をする必要があります。)
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現地調査の日程調整
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・現地調査の日程調整を行います。
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現地調査・お見積り
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・現地調査を行い、設置が可能なのか、施工が必要か
サイズの規格等調査・確認を行います。
・可能な場合はお見積りをお出しいたします。
(施工が必要な場合は施工の費用の追加・施行日のご相談をいたします。)
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お支払い
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・お見積りの内容をご確認いただき、ご入金ください。
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商品の施工
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・商品を施工いたします。
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引き渡し
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・ご確認いただき、引き渡しとなります。
対応地域
※秋田県については文化シヤッター秋田販売㈱、沖縄県については沖縄文化シヤッター㈱のスタッフが現地調査等を対応させていただきますので予めご了承ください。